2021年5月の結果は、健康食品を何も飲用していない中で採便して得た結果です。20年10月からおよそ7か月間、健康食品を飲用しておりません。5月の結果だけ他の期間と異質な点が見出せます。2番目に見える菌は「トラブルシエラ」という菌属です。この菌は全期間において、あまり上位に検出されていません。
この菌に関する情報が出てこなかったので測定機関に確認したところ、この菌はサルモネラ菌に近い菌属であるためあまり良い菌とは言えないだろう。そしてそれ以上の情報はわかっていないということでした。
健康食品を飲用していない間に、トラブルシエラが大きく増えていました。これは腸内環境悪化の兆しかもしれません。よほど良い食生活でない限り、日常の食事だけ腸内フローラを守るのは限界があるのでしょうか。
健康食品を飲用していない便として5月15日に採便を行った後から、乳酸菌の生菌を飲用開始しました。7月の結果は5月以降乳酸菌プロバイオティクスを始めた結果といえます。7月にはトラブルシエラが減っています。乳酸菌は何らかの形で影響していると推察します。乳酸菌は少数派なので腸内フローラーの組成を大きく変化させるほどの力はないものの、トラブルシエラに対しては影響している可能性は捨てきれませんね。