• 腸内環境-温熱-食事療法-腸活-温活に取り組み30年以上 グリーンポプリ株式会社代表後藤洋のブログ 理想的な腸内フローラを目指して実践を続ける

プレバイオティクスおよびバイオジェニックスとの関連性が疑われる短鎖脂肪酸産生菌 健康食品の運用と腸内環境との関連性

健康食品の飲用をやめた後激減した腸内細菌

2020年10月 まで「プレバイオティクスおよびバイオジェニックス」を実施

 2020年10月 まで私は「プレバイオティクス(食物繊維+オリゴ糖)とバイオジェニックス(フェカリス死菌、乳酸菌生産物質)」を中心とした健康食品を飲用しておりました。そして2020年10月に腸内フローラ検査を行いました。その時点の私の腸内フローラには、短鎖脂肪酸産生菌が多くいました。

その後約7か月健康食品の飲用をやめる

 その後およそ7か月間にわたって健康食品の飲用を取りやめました。そのことが短鎖脂肪酸産生菌に対してどのような影響を与えるでしょうか。

  • 測定機関における平均的な腸内フローラ
  • Aプレバイオティクスとバイオジェニックスを行っていた20年10月の腸内フローラ
  • B健康食品の飲用を止めて7か月後の腸内フローラ

の組成を見てみましょう。私の腸内フローラにおける優勢菌を産生する短鎖脂肪酸の種類別で色分けを行いました。

私の腸内フローラにおける優勢菌を産生する短鎖脂肪酸の種類別で色分けを行いました グリーンポプリ

AとBの色分けを見ると、全体的に短鎖脂肪酸産生菌が多いことは共通するものの、そのバランスに違いがあります。2020年10月~5月15日までの約7か月間、健康食品を飲用しないことでどのような菌が減ったのでしょうか。大きく減少した菌はプレバイオティクス+バイオジェニックスとの関連性が疑われます。

健康食品の飲用をやめて7か月後に激減した腸内細菌

ビフィズス菌とフィーカリ菌が大幅に減少

 健康食品の飲用を取りやめた7か月後に、激減した短鎖脂肪酸産生菌をリストアップしました。これらの菌は健康食品の飲用と、何らかの関連性があるものと思われます。特にビフィズス菌と、フィーカリバクテリウム(フィーカリ菌)、ストレプトコッカスの激減は大きく、健康食品との関連性が強く疑われると思います。

健康食品の飲用をやめて7か月後に激減した腸内細菌 ビフィズス菌 フィーカリ菌 ストレプトコッカス ロゼブリア グリーンポプリ

ストレプトコッカスに関しては評価対象外とさせてください

 ただストレプトコッカスに関しましては、検査時にProbiotics K12というストレプトコッカスの生菌健康食品を飲用していた可能性がありその点が定かでないので、評価対象外とさせてください。

ロゼブリアは法則性がつかめない動き

ロゼブリアは酪酸・酢酸産生菌ですが、2月までは激減しているもののその後増加しており、その後また減少ということで、全く法則性がつかめません。ただ 2月までは激減している ので健康食品の飲用と何らかの関係性はありそうです。