血糖値を上げないために、糖化しないという目的のために
主食を肉に置き換えたら肝臓にムチを打つことになるかー。
悪玉菌も増やして腸内腐敗を助長するのか。
ならば主食をデンプンから肉に置き換えるのは止めよう!
でも血糖値を上げたくないんでデンプンは食べたくないんだよなー。
えっ?何なに?【GI値】という良いものがあるって?
血糖値の上がりやすさで、食品を数値化しているんだよ。
数値が高いものほど急上昇しやすいんだ。
GI値の低い食品を選んで食べれば血糖値が急上昇しないらしいよ。
一見すごくよさそうなGI値ですが、ポプリ健康法ではこれもお勧めいたしません。
ポプリ健康法においては長年にわたり培われてきた慣習から鑑みて、不自然なことは避けるということを鉄則としています。不自然なことを続けているとその時はよくても、長年経ってから歪みが現れるでしょう。
高GI値な食品の代表はというと「炭水化物」。ご飯やパン、麺類などの主食と呼ばれる食べ物です。
つまりデンプン(麦芽糖、ブドウ糖)を多く含む食品です。
●「肉・魚などのたんぱく質」「乳製品」
●糖分をあまり含まない野菜類
●糖分を含む食品は構成的に果糖を多く含む
GI値が高い「炭水化物(デンプン)」を抜く、もしくは制限しなくてはならない。
そうするとカロリーを満たすことができない。
野菜は低GIであるけれども、必要なカロリー(エネルギー)が補えない。
エネルギーを補いつつ低GIかつ高カロリーな食品を探すと、果物か、バターやチーズなど動物性食品しかありません。
ご飯やパンや麺類を食べずに、動物性食品やバターや果物を食べているだけ。
結局デンプンをたんぱく質か果糖で置き換えるということに他なりません。
このことが成立するためには、
●たんぱく質がデンプン(ブドウ糖)よりもヘルシーである。
●果糖がデンプン(ブドウ糖)よりもヘルシーである。
という証明がなされなければなりません。
つまりご飯やパンや麺類を止めて、肉やバターや果物を食べることが、ヘルシーであるという証明がないと成りたたない理論だと私は思います。
ところが動物性食品の過食はヘルシーなのか?安全性が高いのか?
むしろ動物性食品の摂取を減らすのが世界の潮流で常識です。
タンパク質に関しては、N窒素とS硫黄を含んでいる以上、毒性があります。デンプン(ブドウ糖)よりもヘルシーであることはありません。