• 腸内環境-温熱-食事療法-腸活-温活に取り組み30年以上 グリーンポプリ株式会社代表後藤洋のブログ 理想的な腸内フローラを目指して実践を続ける

私の病気に対する根本的な考え方~病は根本から断つ

血管の老化 ポプリ健康法
血管の老化 ポプリ健康法

病気をうみだす本質にアプローチしよう

当店は健康食品や治療器・健康機器を活用した健康創りを提唱してきました。それは当店の病気の成り立ちに対する考え方に依るものです。西洋医学は“対症療法”といって病気や病症に対して対処しますが、当店では病気をつくりだす本質に対してアプローチしようと考えています。

西洋医学は対症療法

例えば西洋医学ではがんは手術で腫瘍を切り取るか、抗がん剤、放射線によって腫瘍という塊に対してアプローチします。高血圧であれば薬で血圧を下げます。便秘であれば下剤を飲ます。

ただ腫瘍を切除したからといって、再発もします。薬で血圧を下げたところで、飲まなくなれば上がります。下剤も同じくです。つまり根本的には治っていないのです。私はこのような対処に対して疑問を抱きます。「根本から見直さなければ病の元は断てないのではないか?」と。

がんをうみだす環境とは

がんであればそこに腫瘍ができた原因があるはずです。血流が悪くなってそこに酸素が行き届かなくなる。細胞は酸素を利用した解糖系というエネルギー産生系と、酸素を使わないミトコンドリア系といったエネルギー産生系で成り立っています。酸素が行き届かなくなった細胞は、生き残りをかけて酸素を使用せずにエネルギーを生み出すような細胞に変化してゆきます。そうエネルギー産生に酸素を使用しないのが、がん細胞の特徴なのです。血流が最もよい心臓には、がんはできないのです。

では何がいけないのでしょうか?。それは「血流が悪くなったために、血液が酸素を運ぶことができなくなった環境こそが、がん化を促進したのではないか?」と想像して自らの仮説をたててみるのです。

血流が悪くなる原因

次に血流が悪くなった原因を探さなくてはなりません。もちろん様々な原因がありますが、その大きな原因のとして考えられるのが、≪酸化≫と≪糖化≫≪腸内腐敗≫です。酸化ストレスや高血糖、腸内産生毒によって、血管がボロボロに傷つけられてしまうのです。つまり血管の老化です。

高血圧に対する対処

それなので≪高血圧≫とは言っても、血圧が高くなった状況に対して≪降圧剤≫を飲んで対処するのではなく、根本から改善したいと考えます。そしてできる限り薬を飲まずとも低くなることを目指したいと私は思うのです。そのためには「なぜ高血圧になったのか?」原因を考えなければならないと思うのです。おそらくそこには、動脈硬化=血管の老化によって、血液が流れにくくなったことにこそ問題があるのでしょう。でも血管の老化など、一朝一夕に改善されるものではありませんので日頃からのケアが大切になります。

便秘に対する対処

例えば≪便秘≫であれば下剤を飲んで排便を促します。センナや大黄などの成分は腸壁を刺激して痙攣させて排便を促します。時にはお腹が痛くなり下痢をするでしょう。でもこれって長期的にはどうなのでしょう?。決して体に良いことだとは思いません。排便がスムーズな人の腸内では、乳酸菌やビフィズス菌が産み出す≪乳酸≫が腸壁を刺激して、酪酸菌が産み出す≪酪酸≫が大腸の働きを良くしてくれます。やはり日頃の環境づくり(腸内環境)が大切です。

細菌による慢性炎症も病気の原因に

 また病気の多くにおいて細菌やウイルス感染などによる≪炎症≫が端緒となっていることが、明らかになっています。ビロリ菌による胃がん、ウイルスによる子宮頸がん、そして大腸がんと関連する悪玉菌も見つかっています。さらには歯周病菌によるリウマチ、心臓弁膜症、糖尿病、脳梗塞…。誤嚥性肺炎や帯状疱疹も、免疫が機能していれば発症しない日和見感染です。膠原病や自己免疫疾患も、≪腸もれ≫によって細菌などが血液中に流れ込み生じた、慢性炎症を端緒としておこる免疫異常も示唆されています。私たちは日常的に細菌とは離れられない関係にあります。避けるのではなく、よい仲間を増やし共存してゆくことが大切です。特に口腔内や腸内は細菌と共存する入り口にあたりますから、そこで良好な環境を築くことが大切です。

日ごろからの病気になりにくい環境創りが大切

結局は「日頃からの病気になりにくい環境創りが大切だ!」ということになります。そしてこれは病気を予防するだけでなく、病気になってしまってからでも、治す段階においても、そして治療後の維持する段階においても同じことが言えます。≪予防≫≪治療≫≪維持≫、どの段階においても日頃の環境創りにこそ本質があると考えています。日頃の環境創りの基本は、食生活、運動習慣、睡眠にあります。であるもののそこで理想論を語っても、難しい面もあります。だからこそ次の手として、健康食品や治療器・健康機器を利用した日常的なセルフケアが必要となるのではないでしょうか。