• 腸内環境-温熱-食事療法-腸活-温活に取り組み30年以上 グリーンポプリ株式会社代表後藤洋のブログ 理想的な腸内フローラを目指して実践を続ける

食事から体内老化を防ぐ|GI値と果糖|血糖値を上げにくい低GI食品に意味はあるのか?|食養生

血糖値を上げないために、糖化しないという目的のために

主食を肉に置き換えたら肝臓にムチを打つことになるかー。

悪玉菌も増やして腸内腐敗を助長するのか。

ならば主食をデンプンから肉に置き換えるのは止めよう!

でも血糖値を上げたくないんでデンプンは食べたくないんだよなー。

えっ?何なに?【GI値】という良いものがあるって?

血糖値の上がりやすさで、食品を数値化しているんだよ。

数値が高いものほど急上昇しやすいんだ。

GI値の低い食品を選んで食べれば血糖値が急上昇しないらしいよ。

低GI食もおすすめいたしません

一見すごくよさそうなGI値ですが、ポプリ健康法ではこれもお勧めいたしません。

ポプリ健康法においては長年にわたり培われてきた慣習から鑑みて、不自然なことは避けるということを鉄則としています。不自然なことを続けているとその時はよくても、長年経ってから歪みが現れるでしょう。

GI値の一体どこが問題なのか?

高GI値な食品の代表はというと「炭水化物」。ご飯やパン、麺類などの主食と呼ばれる食べ物です。

つまりデンプン(麦芽糖、ブドウ糖)を多く含む食品です。

GI値が高い食品とGI値が低い食品 ポプリ健康法
GI値が高い食品とGI値が低い食品 ポプリ健康法

血糖値を上げにくい食品(低GI食)には特徴があります

●「肉・魚などのたんぱく質」「乳製品」

●糖分をあまり含まない野菜類

●糖分を含む食品は構成的に果糖を多く含む

GI値を基準に食事を構成しようとすると

GI値が高い「炭水化物(デンプン)」を抜く、もしくは制限しなくてはならない。

そうするとカロリーを満たすことができない。

野菜は低GIであるけれども、必要なカロリー(エネルギー)が補えない。

エネルギーを補いつつ低GIかつ高カロリーな食品を探すと、果物か、バターやチーズなど動物性食品しかありません。

低GI値かつ高カロリーな食品は動物性食品か果物しかない ポプリ健康法
低GI値かつ高カロリーな食品は動物性食品か果物しかない ポプリ健康法

つまり低GI食の要点を一言でまとめると

低GI食というのはデンプン(穀物)を食べずに動物性食品(たんぱく質、脂質)、果糖でカロリーを満たしているだけ ポプリ健康法
低GI食というのはデンプン(穀物)を食べずに動物性食品(たんぱく質、脂質)、果糖でカロリーを満たしているだけ ポプリ健康法

ご飯やパンや麺類を食べずに、動物性食品やバターや果物を食べているだけ。

結局デンプンをたんぱく質か果糖で置き換えるということに他なりません。

たんぱく質や果糖はデンプンよりもヘルシーなのか?

このことが成立するためには、

●たんぱく質がデンプン(ブドウ糖)よりもヘルシーである。

●果糖がデンプン(ブドウ糖)よりもヘルシーである。

という証明がなされなければなりません。

穀物・デンプン(ブドウ糖)よりもタンパク質のほうが果糖のほうがよりもヘルシーであるという証明がなければ成り立たない理論。
穀物・デンプン(ブドウ糖)よりもタンパク質のほうが果糖のほうがよりもヘルシーであるという証明がなければ成り立たない理論。 ポプリ健康法

つまりご飯やパンや麺類を止めて、肉やバターや果物を食べることが、ヘルシーであるという証明がないと成りたたない理論だと私は思います。

動物性たんぱく質から植物性たんぱく質は世界の潮流 たんぱく質は窒素と硫黄のゴミを産む ポプリ健康法

ところが動物性食品の過食はヘルシーなのか?安全性が高いのか?

むしろ動物性食品の摂取を減らすのが世界の潮流で常識です。

タンパク質に関しては、N窒素とS硫黄を含んでいる以上、毒性があります。デンプン(ブドウ糖)よりもヘルシーであることはありません。