私はれまであらゆる健康法を実践して参りましたが、唯一「これは良くないよな。」と長年思っていたのは、夕食が遅いことでした。
私の父は長年、完全玄米菜食を続けていたにもかかわらず肺がんを患いました。玄米菜食を行なっていてもがんになるときにはがんになるのです。当時父は晩飯を0時過ぎて食べていました。いくら玄米菜食を行なっていたとしても、0時過ぎに食べていたら消化もできないし本当に良いのか?と思っていました。それだったら「外食であったとしても、18時に食べていたほうがまだ健康に良いのではないか?」と、母と話していました。
このことから私は、「食事というのは何を食べるかということも大切であるとともに、何時にどのタイミングで食べるかということも同じく重要なのではないか。」と感じていました。
また私は知人からこのような話を聞きました。
血圧や悪玉コレステロール、中性脂肪が高く、薬を飲んでも何をやっても良くならなかったそうです。その方の仕事は17時から22時の勤務で、晩飯を23時に食べていたそうです。あるとき「食事が悪いのかな?」と思って、「ならば出勤前に食べてみよう。」と思い、16時に夕食を食べるように変えたそうです。そしたらなんと、薬も飲まずに、血圧や悪玉コレステロール、中性脂肪が正常値になったそうです。
薬やサプリを飲まずに食事内容も変えずに、運動もせずに、夕食の時間を変えただけですよ!
遅い晩飯はダメだということに更に自信を深めました。
とは言いながらも、私は「忙しいから」と言いつつ長年20時から21時位に食べていたのです。
それでも「遅い晩飯はさすがに一番まずいだろ」と思い、一念発起して2022年5月23日から、16:30~17:30の早夕食に切替ました。
とは言うものの仕事を16:30に終えることは不可能です。それにウチは共働きですからお昼と、夕食のそれぞれ弁当を作ってもらうのは、ちょっとあり得ません。せめて弁当は1回ですよね。
そこで考えました。
このことで私の長年の念願だった、16:30~17:30の早夕食が実現できたのです。本当に念願だったので嬉しいというか、すがすがしいです。夕食が早いってなんて気持ちがいいんだ!これまで21時に食べていた時には、「これはよくないな。」なんて罪悪感があったもんなぁ。
これで腸内環境もどのようになるか見てみたいと思います。
ただこの早夕食スタイルはまだ始めて3か月しか経っていないので、暫定的なものであって改良の余地が沢山あります。
例えば私の1日の摂取カロリーは、これまで朝飯、昼飯、晩飯を食べていた時でさえ、1800kcal程度だと思うのです。これは50歳代男性としては少なすぎです。たんぱく質も、脂質も所要量に達していません。これが当たり前だったので、健康上なんら問題はございません。
それが昼飯を抜いて野菜ジュースになったことで、おそらく1日の摂取カロリーが1400kcal程度にまで落ちているはずなのです。たんぱく質も、脂質もさらに落ちています。
私は栄養士でありながら栄養学に対しては懐疑的で栄養所要量なるものを全く気にしていないのですが、それでも少なすぎるかなとは感じています。そのためもう少し朝食のカロリーを上げるなりして、改善する余地があるかと思います。