• 腸内環境-温熱-食事療法-腸活-温活に取り組み30年以上 グリーンポプリ株式会社代表後藤洋のブログ 理想的な腸内フローラを目指して実践を続ける

ぽかぽか温熱マット2枚使用で挟んで温める 実証実験 1年経過

昨年の8月より、ぽかぽか温熱マット2枚を使用して、挟んで温め始めてから1年が経過しました。

私は腸内フローラ検査を継続的に行って、腸内フローラの改善を検証中ですが、

私はもう一つ大事な検証をおこなっております。

2枚のぽかぽか温熱マットSR型で挟んで温める グリーンポプリ
2枚のぽかぽか温熱マットSR型で挟んで温める グリーンポプリ

それは≪温熱の方法について=温め方の検証≫です

≪温活≫の定義の範囲

ひとこと≪温める≫とはいっても、様々な温め方があります。一般的に≪温活≫というと、遠赤外線の肌着や腹巻を身に着けたり、カイロを身に着けたりということも≪温活≫に含まれるかと思います。このような温めは私の考えの中では消極的な温めであって、温活にはあたりません。寒いから体を温めるとか、寒いから冷えないようにするというのは、少なくとも当店の追い求める温活ではありません。

≪寒いから温めるではなく暑くても温める≫というのが当店の目指す温活です

当店の≪温活≫は、もともと私の父が≪肺がん≫を患って克服したことを契機に、40年近く前からスタートしています。当時の温めはとてもハードであり、アスリート並みのアグレッシブな温めでした。なかなか熱い温度で、熱を入れて行く、時には発汗をするというレベルの積極的な温め方を模索しています。“寒いから温める”ではなく、“暑くても温める”というのが、当店の求める≪温活≫の姿です。

これまでの私の温めはアグレッシブさに欠けていました

ただこれまで私は20年近く寒い時期だけ敷布団の下にサンマットやぽかぽか温熱マットを敷いて、就寝時間中に長時間(8時間)≪低温≫で温めるというような温めをメインとして行っていました。これだけでもかなり温まるのですが、父の様なアグレッシブな温めとは異なるでしょう。≪温め≫にはもう一つの形があるということです。

父に対してかわいそうなことをしたな

そして私にはこのような苦い想いもあります。父の闘病中、真夏に「何でもっと温めないの?よくならないよ!もっと頑張ってよ!」と言っていたことが暑い夏になると幾度もよみがえります。

もちろん私がそう言うのにも一理あって、父のCTやMRIの検査画像を見ると冬や春の結果が一番良くて、必ず夏から秋にかけて悪くなっていたのです。その原因を私は「父は冬は気持ちが良いから何時間でもハードに温めるけれども、夏は不快なのであまり温めないから、夏~秋の結果が悪いんだ。」と考察していました。そして父もそれは認識していたのです。

でも体力ってものがありますから「そんことはわかっていても、盛夏に温めるのはきついんだよ。」というのが本音だったことでしょう。闘っている本人にしかわからないですよね。実際にやっていない人にはわからない。

人に言う前に自分でやってみろ!

今でも夏が来るたびに、「父は暑かったろうな、父にかわいそうなことを言ったな。」と思います。実際に私自身が真夏でも1年を通じて、ハードに温めてみないと、どの程度までが許容値なのかわからないよな。丁度胸を打撲したことだし、私は父と同様肺が弱いので、胸をハードに温め続けたらどのようになるのか?新たな発見があるかもしれない。私自身が実際に検証してみようと思いました。

これまでの温めのポイントを整理すると

  • 低温・心地よい温度
  • 睡眠中に長時間・8時間

高温・短時間・挟んで積極的に温める方法の実践

三井温熱器や温灸器ほど高温ではなくても、心地よい温度ではなくもっと高温で、積極的に温める方法の検証を行います。高温がポイントなので、覚醒下(事故防止のため寝てはいけない)の温めであって、時間も短時間に限定されます。もちろん体調もありますから不快を感じたらすぐに中止します。

2021年の8月たまたま肋骨を骨折してしまったので、ぽかぽか温熱マットL型を背中に敷いて、胸にぽかぽか温熱マットSR型を載せて2枚のマットで挟んで積極的に温めることを開始しました。

  • 覚醒下(目が覚めている状態)で
  • 高い温度で(温度目盛りでいうと2時から6時)
  • 2枚のマット挟んで
  • 短時間(30~90分程度)

で温めていました。

温まり感が断然違う!

2枚のマットで挟んでいますから、背中からも胸からも温められ、1枚使用の時と比べ全然温まり感が違いました。SR型を胸の上に置いていましたから、最初のころは≪心臓がドキドキ≫しました。知らないうちに慣れてしまい、心臓がドキドキしなくなりました。

さすがに盛夏は暑すぎてSR型2枚に変更

最初の頃は「ぽかぽか温熱マットL型+ぽかぽか温熱マットSR型」で毎日温めていました。しかしながら暑い時期に毎日L型とSR型で温めるのはきついので、暑い時期には「ぽかぽか温熱マットSR型2枚」で挟んで温めることに切り替えました。

かなりの手ごたえがあったので1年間継続できました

それでも1年間続きました。

なんで続いたかって、リアルに実感があって、とても手ごたえを感じたからです。

20年来痛めていた肩が上がるじゃん!

私は20年前に肩を痛めていて、様々な整体にいきましたが、少しもよくなりませんでした。それが1ヶ月もすると良くなってきたのです。

「あれーっ?肩が上がるな?」と不思議に思って、色々調べてみたら、背中も柔らかくなっていたんです。背中が柔らかくなったら肩までほぐれてきたのです。20年間悩んでおりましたので、本当に言葉に表せないくらいに嬉しかったです。

顔色って「肺」?

さらに私は昔から肺が弱くて、いつも顔色が青白かったんです。赤みが少ないというか血色が悪かったんです。健康食品を飲もうが治療器を使おうが、何をやってもそれは変わりません。もちろんマットで20年近く温めていても変わりませんでした。

いや体温は上がったので高いんですよ。常に36度から37度程度あるんですよ。でも体温と顔色は違うんです。50年以上青白かったですし、しかも健康食品会社を経営しているのにそれは嫌でしたね。

こんなに血色のよい自分見たことない

ところがです、件の背中と胸で挟んでの温めを始めてから、それは結構すぐかな?、顔に赤みが出てきて顔色が良くなったんです。何しろ自分よりも先に家族が気づいて、言われたんです。「最近顔色いいね!」って。確かに鏡を見ると、間違いない。長年見慣れた自分の顔じゃないみたいです。これってすごいな。これは本当に嬉しかったです。それから私の中で「顔色って肺じゃない?」とか考えるようになって、ますますはまってしまったんです。

参考までに黄色っぽい顔色は消化器系の弱り、黒っぽい顔色は腎系の弱り、紫っぽい顔色は肝系の弱りと言われているのです。

≪高温での温める意味≫を痛感

以上の変化があったのは2枚のマットで挟んで高温で温め出してからなのです。その前19年間にはそのような変化はありませんでした。

≪高温での温める意味≫を、心より痛感いたしました。

こうして私は高温で挟んで温めることの虜になってしまい、逆に止めると元に戻ってしまうのではないかと怖くなって、止められなくなってしまったのです。今後も継続して体調の変化を観察してゆきたいと思います。

お盆を除けば意外に7月でも8月でも温められる

さすがにお盆時期だけは、我が家はクーラーを使用していないもので、夜でも室温が30℃を超えるので、ちょっと無理でした。もう「夜に30℃を超えた日はやらない!」と決めました。

でもぽかぽかSR2枚程度であれば、7月でも8月でも30℃を超えなければ、始める前だけ「暑いのにやだなー。」と思うだけで、温めてしまうと意外に気持ちよく思うものだなと思いました。意外に気持ちよく温められるものでした。

これはあくまでも私自身の実証実験です。