• 腸内環境-温熱-食事療法-腸活-温活に取り組み30年以上 グリーンポプリ株式会社代表後藤洋のブログ 理想的な腸内フローラを目指して実践を続ける

私がの腸内フローラ検査のこれまでの推移と検証 善玉菌と悪玉菌から 理想的な腸内環境を目指して

私はこれまで1年以上にわたり腸内フローラ検査を行ってまいりました。良い腸内フローラを目指すうえでは、ゴールがどこにあるのか、ゴールポストを定めなくてはいけません。しかもゴールに向かっているのか、それとも離れてしまっているのか評価をして、もしゴールから遠のいていたとしたら修正する必要があります。

しかしながら、ゴールポストというべき【良い腸内フローラの指標】は多数あります。しかもその指標というのも暫定的なものであって、未だ未完成と言わざるを得ません。ただその中で最もわかりやすい指標として、長年使用されている「善玉菌」と「悪玉菌」、「日和見菌」という概念があります。

この概念から私のこれまでの腸内フローラ検査の結果を検証してゆきたいと思います。

腸内細菌大きな4グループ

腸内細菌は大きく以下の4つのグループに分けることができます。

  • アクチノバクテリア門(善玉菌)
  • プロテオバクテリア門(悪玉菌)
  • ファーミキューテス門(日和見菌)
  • バクテロイデテス門(日和見菌)

です。

アクチノバクテリア門は善玉菌に、プロテオバクテリア門は悪玉菌、ファーミキューテス門とバクテロイデテス門は日和見菌に区分されます。実はこの区分けはとても大雑把であり、必ずしも当てはまるものではないことは後日お伝えさせていただきます。

(日和見菌と呼ばれるなかにも善玉菌が多くいます。)

ビフィズス菌を例にとると

例えば有名なビフィズス菌で【ビフィドバクテリウム・ロンガム菌】は Bifidobactelium(属)longum(種)といいます。

  • Actinobacteria(アクチノバクテリア)門
  • Actinobacteria綱
  • Bifidobacteriales目
  • Bifidobacteriaceae科
  • Bifidobacterium(ビフィドバクテリウム)属
  • Longum(ロンガム)種

ですから【門】というのは一番大きな区分です。

アクチノバクテリア門(善玉菌)は平均以上で推移

私の腸内フローラにおけるアクチノバクテリア門(善玉菌)は平均以上で推移 ポプリ健康法 グリーンポプリ
私の腸内フローラにおけるアクチノバクテリア門(善玉菌)は平均以上で推移 ポプリ健康法 グリーンポプリ

アクチノバクテリア門は善玉菌なので、多いほうがよいです。測定機関における測定者の平均値(オレンジ色)を併せてグラフ化しています。私の腸内においても全体的に平均よりも上を推移していますが、大きく増減しています。これは健康食品の飲用と大きく関係しています。

期間ごとの健康食品の運用について 2020年10月から2022年2月まで
期間ごとの健康食品の運用について 2020年10月から2022年2月まで

2020年10月から2021年5月15日までは健康食品の飲用を止めています 5月15日からは再び健康食品の飲用を開始してそれとともに増加に転じています

健康食品を飲まないと善玉菌は平均近くまで下がるということの表しといえるでしょう

この増減、一番の決め手となっているのはビフィズス菌の増減とコリンセラの増減です。特にビフィズス菌は優勢菌で占有率も高いですから、ビフィズス菌が増えるとそのままアクチノバクテリア門が増えるという構図が読み取れます。しかもビフィズス菌は健康食品の飲用で容易に増やしやすいですから、健康食品の飲用とシンクロしているともいえます。

プロテオバクテリア門(悪玉菌)はおおよそ平均以下で推移

私の腸内フローラにおけるプロテオバクテリア門(悪玉菌)はおおむね平均以下で推移 ポプリ健康法 グリーンポプリ
私の腸内フローラにおけるプロテオバクテリア門(悪玉菌)はおおむね平均以下で推移 ポプリ健康法 グリーンポプリ

プロテオバクテリア門は悪玉菌と言われています。サルモネラ、トラブルシエラ、ステレラなどが含まれます。もちろんこのグループは少ないほうが良いです。

私のグラフを見るとおおよそ平均以下で推移しており、良い感じです。

健康食品を飲用しないと悪玉菌が増えている!私の食生活もこの程度のものかと悲しくなる

ところが2021年5月には大きく平均を超えています。このとき一体何が起きたのか?そう2020年10月までは沢山の健康食品を飲用していました。ですから健康食品の飲用で作り上げたフローラと呼べます。でも健康食品を飲用しなかった場合の腸内フローラを知りたかったので、2021年5月15日まで7か月半にわかり健康食品の飲用をやめたのです。ですから5月の結果というのは、健康食品を全く飲用しなかった、健康食品によるブーストアップがない、私の素に近い腸内フローラといえるのです。健康食品を飲んでいないと、見事にプロテオバクテリア門が激増してしまいました。

先ほどのアクチノバクテリアの動きと真逆ですね 善玉が減った時に悪玉が増えている

健康食品を飲用しないとこんなもんか!私は食生活に気を付けているつもりなのですがね。もちろん100%とはいいません。でも70%くらいは気を付けているのかな。それでも健康食品のサポートがない私の素の実力はこんなもんか!と、悲しくなるものでもあります。

その後 乳酸菌をはじめとした様々な健康食品の飲用を開始 それとともに悪玉菌は減り善玉菌は上昇カーブ

5月以降は乳酸菌の生菌を中心として様々な健康食品の飲用を開始しました。プロテオバクテリア門(悪玉菌)はそれ以降は減少傾向です。一方でアクチノバクテリア門(善玉菌)は上昇カーブです。健康食品の飲用と明らかに相関がみてとれます。