これまではぜひとも増やしたいポジティブな菌の推移をみてきました。これからはあまり増やしたくない、もしくは絶対に増やしたくない、ネガティブ菌の推移をみてみます。
以下の通り悪玉菌はほとんどいません。
特別な悪事が見つかっているわけではありませんが、悪玉菌が多いプロテオバクテリア門に属している細菌であるため、ネガティブな要素をもった細菌であろうということです。
それほど悪い奴ではありませんが、悪玉菌が多いプロテオバクテリア門に属している細菌であるため、ネガティブな要素をもった細菌であろうということです。肥満菌とも呼ばれます。
大腸菌は様々な病原性をもったものがいます。E.コリと呼ばれる菌は代表的な大腸菌です。
私の腸内フローラ検査の推移を見てみましょう。
2020年10月の検査では4%を超える膨大な数の大腸菌がいました。それは【アルベルティ菌】といって、自衛隊において2013年に100人規模の食中毒を起こした食中毒菌でした。たまたま何かのタイミングで悪いものを食べたのでしょう。それ以来全く検出されていません。
でも不思議なことにその時私は、まったくの無症状だったんですよね。だっておなかが痛くて、下痢して熱があって、頭が痛いときに、腸内フローラ検査の採便をしようなんて誰も思わないでしょう。私は普通に絶好調だったんです。
なぜ無症状だったのか。その時私のおなかにはビフィズス菌が18%もいたんですよね。酪酸菌も多く、特にフィーカリバクテリウムは17%もいました。「こいつらのおかげなんじゃないかな?」と思っているわけです。
大腸がんの指標とされています。歯周病や食道がん、肥満との関連も。