• 腸内環境-温熱-食事療法-腸活-温活に取り組み30年以上 グリーンポプリ株式会社代表後藤洋のブログ 理想的な腸内フローラを目指して実践を続ける

私の腸内フローラ検査の判定結果

世の中の腸活情報は誤りも多い

 「世の中は≪腸活≫に関する情報で溢れていますが、間違っていることも多いです。テレビなどで識者が語っていることにしても同様です。その原因を推測するに、おそらく自分自身で腸活を行っていないのではないでしょうか?もしくは行っていたとしても結果の検証を行っていない、または良い結果を出していない。つまり語っている内容の多くは書籍か論文、報告から引用した、自身の体験に基づかない情報なのではないでしょうか。

自分自身の悩みからよりよい身体をつくりたい!

  そもそも私が腸活に取り組んでいる理由は、≪自分自身の悩みからよりよい身体をつくりたい!≫という想いから始まったものです。だからこそ机上の空論ではなく、自分自身で実践して結果が伴わなければ何も意味もないわけです。

研究が目的?

 そういう見地からすると、腸内フローラの研究者の方で「私は自分のフローラを検査していないんです。」とか「私は結果が良くないんです。」とかいう方を見るとショックを受けます。「良い腸内フローラは健康長寿に良い!」と発信するのであれば、自分の腸内フローラが良くないと道理に合わないと思うのですが。そもそも腸内フローラは、論文を書くためのテーマでしかないのでしょうか?

自分の体内で研究結果通りのことがおきるかどうかはわからない

だからなのでしょう。研究報告では良い!といわれていることを実際に自分自身の腸内で検証してみると、その通りの結果にならないことが多々あるのは。例えばシャーレーの中でオリゴ糖をエサとして乳酸菌の増殖が確認できたとしても、自分は毎日オリゴ糖を食べているのに乳酸菌の増加が全くみられない!みたいな。本気で取り組むのであれば論文や報告を信じるのではなく、自身の感性を信じるべきだと思います。

私の腸内フローラ検査判定結果

私はマイキンソーで19回、他所で1回、都合20回の腸内フローラ検査を行っています。先日たまたまマイキンソーを見ていたら、検査結果報告のなかにこれまでには無かった≪判定項目≫が追加され、評価機能がアップデートされていたことに気が付きました。過去の検査結果も含めて判定を出してくれるので、これまでのすべての判定を見てみました。

 私は「私の言行に対して責任を持ちたい!」

と考えますので、結果を公表させていただきたく思います。

19回中≪A判定=良い≫が14回 全回を通して標準的以上

腸内環境の評価
私の腸内フローラ検査の判定結果 19回中≪A判定=良い≫が14回 全回を通して標準的以上 ポプリ健康法 グリーンポプリ

19回中≪A判定=良い≫が14回でした。後半で≪C判定=標準的≫が多いですが、これはこの期間意図がありほぼ健康食品を飲用していなかったことによります。

健康食品の飲用を一時的に控えて食事中心でどこまで創れるのか?

私は健康食品を開発していて自身でも愛飲していますが、理想論で言うと「基本的な部分は食事で作っていくべきだ!」と考えています。そのため健康食品の影響を除いて、食事中心でどこまで良いフローラをつくれるのかも検証しているのです。

乳酸菌生菌だけはOKでしょう

※ただ健康食品を極力控えるなかでロイテリ菌だけは飲用していました。その理由として乳酸菌は口腔内~小腸の間では強いですが大腸では劣勢です。そのため乳酸菌の飲用によって悪玉菌が減るなど一部影響はあったとしても、大腸内フローラの組成が大きく変わるほどの大きな影響は考えづらいこと、そして口腔内はとても大切なのでロイテリ菌の飲用だけは継続しました。

緩みがあったとしても健康食品があれば

 「食事中心でどこまで良い腸内環境を作れるのか?」とは言いましても、私は完全玄米菜食は好みません。それにそのような食生活は一般的ではないと思います。肉も食べればスイーツも食べるでしょう。ビールも飲むでしょう。私もそうで、動物性食品やスイーツなどを一切摂らないようなストイックな食事をしてまで腸内フローラを良くしたとしても、それが果たして心身ともに健康といえるのでしょうか?「少しの緩みがあったとしても、その部分を補うための健康食品があればよいのでは?」と考え私は健康食品を作っているのですから。

C判定は≪標準的≫であって悪い訳ではない

でも判定結果を見ると多少の緩み過ぎもあったのでしょうか?≪C判定≫が多かったです。ただ≪C判定≫というのは≪標準的≫であって、悪い訳ではありません。しかも19回目の≪C判定≫について詳細項目(下図)を見ると、≪ダイエット≫以外の項目は全て≪良好≫なので、むしろ腸内環境が良いくらいです。

19回目の腸内フローラ検査評価の詳細項目

最後に

全期間を通じて食事内容、食生活のクセは、大きく変わりません。主食が白米~五分搗き米~玄米と変化している点はありますが、それは数年単位で19回も行っていれば結果も平均化しているはずです。それでも判定結果がA~Cにばらつくとしたら、『その差は健康食品の有無かな?』と思います。

食事だけでもC判定まではもってゆける!

 ですから食生活がある程度良ければ、食事だけでもC判定まではもってゆける!とも言えるでしょう。C判定でも十分なのかもしれません。

でもそこから上(A判定、B判定)を目指すのであれば

でもそこから上(A判定、B判定)を目指すのであれば、好きなものも食べずに更なる節制した食事が求められるでしょう。世の中にはケーキも饅頭も、煎餅も、ラーメンも、パンもステーキも、焼肉もあるのに、それらを止めて腸内フローラに賭ける?それはちょっとそこまではできないですね。ある程度までは食事に緩みをもたせて楽しんだ中でよくしたいので、だからこそ私は健康食品で何とかしたいと考えます。

今後の課題

 私の旅はまだまだこれからで、今後は「フローラと疾病との関係を見出したい!」と考えます。そして出来る限り努力的な要素を少なくできるように、健康食品の可能性を追及してゆきたいです。