• 腸内環境-温熱-食事療法-腸活-温活に取り組み30年以上 グリーンポプリ株式会社代表後藤洋のブログ 理想的な腸内フローラを目指して実践を続ける

健康食品の飲用をやめてから激減した菌~ビフィズス菌と酪酸菌

2020年秋まで私は、Total Flora、Popuri One、ポプリ乳酸菌生産物質、育てるオリゴファイバー、育てるオリゴ乳酸菌+、純生酵素などのなかから、その日の調子によって選びだして飲用していました。その後、実験のために全ての飲用を中止して、1年間が経ちました。

その中で菌の増減をみれば、健康食品摂取による影響を推察することができます。

また健康食品を飲用しない場合、どこまで落ちるのかというのも大きな見どころでした。

ビフィズス菌(長寿菌)が激減

健康食品の摂取を止めて最も影響を受けたのが、ビフィズス菌でした。18%もあったものが最低を記録したのが7月で2.75%。平均ギリギリまで落ち込んでしまいました。できる範囲のなかで食事にどんなに気を付けようが、野菜を多く食べようが、結局平均レベルの2.75%まで落ち込むのね。仮に大腸内細菌が100兆個だとしたら、18兆個から2兆7500億にまで落ちたということになります。でも逆に言うと、ビフィズス菌はエサを与えること(プレバイオティクス)で、いとも簡単に増える善玉菌の典型ではないかともいえそうです。

フィーカリバクテリウム(フィーカリ菌)(酪酸菌)(長寿菌)も激減

17%オーバーあったものが、5月に底を打って約9%にまで下がりました。ビフィズス菌に次ぐ大きな下落です。でも逆に言うとこれだけ大きく下落することは、健康食品摂取との因果関係がはっきりとするので、わかりやすいといえばわかりやすいです。また健康食品で増やしやすい菌であるともいえるのではないでしょうか。5月に底を打ちその後再び上昇を始めましたが、これは5月から乳酸菌の生菌を飲み始めていることと関係があるかもしれません。

ロゼブリア(酪酸菌)

ロゼブリアは急角度で下落していて、下落率ではナンバーワンです。5.4%から2月に1.5%にまで下がりました。健康食品摂取の影響がものすごく大きいのでしょう。ただ2月以降に上って、5月以降に下がって、7月以降に上るという無秩序な増減を繰り返しているので、法則性がつかめません。

健康食品の飲用をやめたら、ビフィズス菌やフィーカリ菌、ロゼブリアといった長寿菌が大幅に減少してしまいました。