冷え性の中医学的タイプ
【タイプ1】気・エネルギー不足
生命力や、エネルギーが不足している、もしくは腎臓が弱っているタイプの冷え性です。

ちょっとこの図は行き過ぎかと思いますが、腎機能が相当悪くなると眼の下に隈が出来てきて、しかも顔色もどす黒くなってきます。こんな人滅多ににないでしょ。
原因
脚や体をずーっと冷やし続けてきたか、呼吸が浅く、食事内容も悪く、腎が養われなかったかです。
元気が無い
気力が無い
疲れやすい
足腰が重だるい
足腰が弱い
精力不足
声がか細い
呼吸が浅い
尿が透明
頻尿
食欲不振
胃腸が弱い
顔色は白~黄~黒の間
【タイプ2】血虚タイプ
血液が不足しているタイプの冷え性です。血液の機能が不足している場合も含みます。

原因
血液を造る鉄分や銅、コバルトなどの栄養が不足しているもしくは、胃腸、脾臓、骨髄など血液を管理する機能が弱いかです。
手足と腰が冷える
顔色が青白いか黄色っぽい
唇の色が薄い
肌につやが無い
皮膚が荒れる
髪の毛が抜ける
爪の生育障害
疲れやすい
動悸
めまい
眼がかすむ
手足がしびれる
月経失調(遅れ、過少)
【タイプ3】気血が滞っているタイプ
気と血の運行が滞っているタイプです。血液は気の力によって運ばれますから、
気が滞ると血も滞ります。

原因はストレス、イライラを溜め込み、気の流れが悪くなります。そのような状態を長い間続けたために血液の運行も滞った状態です。血液が滞った部分には熱を持つため、痛みが発生します。
唇・歯茎・舌の色が青紫色で汚い
爪の色が青紫色で汚い
顔色が青紫で顔色が悪い
胸脇部が張る
肋骨脇が痛む
イライラする
閉経・月経痛