冷たい食品は体を冷やします
冷房病、冷え性、低体温の一因は、その食生活にもあります
夏は暑いので、どうしても冷たい食品を多食してしまいます
夏のビールもアイスクリームもおいしいですね
まあ暑いので、ほどほどであれば良いのでしょうけれども、
過度になってしまうと大変です。
飲食の時刻も大切
また飲食する時刻というのも非常に重要になってきます。
例えば、夜寝る前に
冷たい果物や、ビール、ジュースなどを飲んでいると、
一晩中お腹を冷やしてしまいます。
そうすると、夜中にトイレに行きたくなったり、
明け方にお腹が痛くなったりすることでしょう。
夜も遅くに、冷たいものを多食するのは避けてください。
僕がビールを飲むとき
そうかといって、僕も夜にビールを飲んだりするのですが、
気をつけているのは、
夜寝る前に飲まないことですね。
そして最後に必ず、熱いドリンクを飲みます。
そして寝る前に、三井温熱や温灸器、入浴などで
十二分にお腹を温めてから寝るようにしています。
だから、冷やしっぱなしにはしないように、気をつけています。
体を冷やす冷飲食
(1)ビールや炭酸飲料など

最近は自動販売機でもコンビニでもスーパーでも、何処でも冷たい飲料を買えるようになりましたね。冷たい飲料の飲みすぎには、気をつけて下さい。
(2)アイスクリームなど

夏場はアイスクリーム、シャーベット、かき氷等を食べる機会も増えるでしょう。これらも現代人の体を冷やしている一因でしょう。
(3)生野菜やサラダなど

生野菜やサラダ、野菜ジュースも、実は体を冷やす大きな要因です。
もちろん体に熱を持っている実証タイプの人には良いですが、冷えている虚証タイプの人は多食は禁物です。
実際僕も生野菜ジュースは体を冷やすのか冷やさないのかわからなくて、実際に検証してみましたが、やはり胃腸に冷えを感じました。結局野菜ジュースを温めて飲むようにしました。そしたら調子が良いのですが。
⇒野菜ジュース検証
また野菜不足を補うためにサラダを摂る人が多いですが、生野菜は植物細胞壁も壊れにくいですから、栄養吸収の面においても劣っていると言わざるを得ません。野菜は加熱調理して下さいね。

生野菜と酵素

生野菜には「酵素が入っているから良い。」と言われます。
確かにそれも一理あるかもしれません。
しかし日本人は酵素を味噌や醤油、御酒、お酢、漬物、納豆など伝統的な発酵食品から得ていたのです。味噌、醤油、御酒、お酢、漬物、納豆などは、植物性乳酸菌(ラクトバチルス=プランタルム)や、酵母菌、麹菌、酢酸菌、枯草菌などの働きを利用して作られています。●プロバイオテクス(善玉菌補給)の点においても、●酵素補給においても優れた食品です。
(※但し、現代の味噌、醤油、御酒、お酢、漬物は、加熱処理やPH処理によって菌や酵素の活性を止めてしまっていますから、このような効果は期待できません。)
夏場の「冷え・冷房病」こんな症状に要注意
体を冷やしやすい野菜
陰陽の観点から
暖かい野菜、冷たい野菜

野菜の中にも体を温めやすい食べ物や、冷やしやすい食べ物もあります。
茄子、トマト、スイカ、ナシ、バナナ、キュウリ、冬瓜、ホウレンソウ、セロリ、クレソン、セリ、アスパラガス、ミツバ、レタスなどは体を冷やしやすい食べ物です。
体が冷えやすい方は、生での多食を避けて下さい。加熱調理することで、それは防げます。トマトでも、トマトソースにすると良いでしょう。
体質と食品の陰陽
中国医学(漢方、薬膳)、マクロビオティック、東洋医学による体質と食品
食品の陰陽もあれば、人にもそれぞれ体質があります。
実証(熱、陽)タイプの人もいれば、虚証(寒、陰)タイプの人もいます。
そしてそれぞれに合った食品の摂取をしなければなりません。
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