冷え性と虚弱体質_アレルギー
(アトピー/花粉症)
「お腹」を温めましょう
お腹を温める
前項で説明しました「腎」と並んで是非温めた方が良い場所は
「お腹」です。
でも大体、お腹と腰は同時に温められることも多いですし、
どこまでがお腹で、どこまでが腰か?の境目もわかりにくいので
お腹・腰といったほうが良いのでしょうか?
お腹が弱いことが共通
「冷え性」、「虚弱体質」、「アトピー」、「花粉症」、の人は
お腹が弱いことが根本にありますからね。
お腹が弱いということは
胃腸の働きが弱いということ。
栄養の消化吸収や、代謝活動が弱く熱が産めない体。
栄養の消化吸収が悪いので、腎が滋養されないということです。
腸は第二の脳
お腹が弱いということは
まじめ、頭が良い、神経が繊細、悩みやすい
方が多いのです。
「腸は第二の脳」という言葉があります。
●色々と悩むとお腹を壊して下痢してしまいますでしょ。
●ホテルに泊まると便秘になる方っていますでしょ。
交感神経優位の状態
人間の消化・吸収活動は
交感神経・副交感神経でいったら、
副交感神経が優位の状態で働くのです。
ゆったりとリラックスした状態で消化吸収活動は働くのです。
色々と考えていたり悩んでいると、
常に頭を使っていて、
交感神経が興奮状態ですから
血液は頭や筋肉といった方面へ重点的に回され、
消化吸収に関わる内臓には集まってこないのです。
だから色々と考え事ばかりしていると、
お腹に血液は集まらずにいつもお腹は冷えた状態です。
こうして内臓が滋養されない状態が延々と続き
虚弱体質、アレルギー体質(アトピー、花粉症)などの体質を産みます。
お腹に血液を集め温める
お腹は毎日温めて
そこに出来るだけ血液を送り込んであげて、
お腹が活発に働くような体制を作り上げてゆかなくてはなりません。
当然
●入浴法で言えば「腰湯」なども良いわけですね。
●ホッカイロを貼るというのも良いですよ。
●腹巻きも必須です。