理想的な食事法の追求
カロリー制限食のすすめ
【はじめに】
私は、子供の頃から完全玄米菜食(マクロビオティック)で育ちました。アトピーや、小児喘息、アレルギーが酷かったからです。小学校低学年でそれらの病気は全て治りました。
【玄米菜食が病気と老化を防ぐ】
自分の病気も治りましたし、その後も色々と勉強した結果、玄米菜食、すなわち御飯と野菜主体の食事が老化の防止と病気予防につながる事が判りました。【玄米菜食を実践していても末期癌になった】
ところが同じ玄米菜食を実践していたにも関わらず、親父は余命3ヶ月の末期癌になりました。
【理想的な食事法って何?】
玄米菜食って良いの?悪いの?何故親父は癌になったの?
という疑問が湧いてきました。
それ以来多くの玄米菜食者達を見てきましたが、玄米菜食をやっていながら癌になったり、体がとても冷えていて、不健康な人と多く出会いました。
そこで理想的な食事法の追求が始まりました
はじめに
玄米菜食には長所も短所もあるということを突き止めました。そして何と言っても
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●玄米菜食を行なった所で、健康な人も不健康な人も居る |
●食事にそれほど気を使わなくても、健康な人は居る |
ということに気がつきました。
⇒玄米菜食の長所
⇒玄米菜食の短所
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●何を食べていても元気な人は元気 |
●食事や健康に異常なほど気を使っても、不健康な人は不健康 |
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健康全体の中で、食事というものはほんの一部の要素に過ぎないことがわかりました。そして逆に食事に異常なほど気を使いすぎる人も、ストレスや義務、抑圧に押しつぶされてしまうのではないかと。
⇒親父は何故末期癌になったか?
食事について
であれば、何も「ストレスをかけてまで、厳格に玄米菜食を行なわなくても良いでしょう。」というのがグリーンポプリの考え方です。それよりも生活全体のバランスを考えて食生活に気を使った方が良いのではないでしょうか。食事はおいしく、楽しく食べることが重要ですから。もちろん超重症の病気で、食事を厳格に制限しなければ無い場合は別です。一時的に完全玄米菜食にした方が、好結果が得られるケースも多いです。
食事とは?
ここで皆さん食事とは?食事は栄養を摂るためだけに、健康になるためだけにあるのであれば、食事など摂らずにサプリメントだけ食べていれば良いのです。宇宙食で良いのだと思いませんか?食事というのは「おいしい」、「団欒しながら楽しい」という心の充足感も食事の効用の一つです。そして、ストレスこそ病気最大の元凶です。
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にも関わらず「~は食べられません」、「~は陰性だから体に良くない」、「油が良くないから外食は出来ない」、「添加物が入っているから外食は出来ない」、「農薬が怖いからスーパーでは買い物は出来ない」、「そんな邪食は止めなさい」、このような義務や抑圧や、制限、マイナス思考の中でどうして健全な精神が育まれるでしょうか?
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だから玄米菜食(マクロビオティック)をやりこなしている人と遊びに行くと、「お昼を食べようか」といった時に、「私は肉は食べられないから。」、「私は油が駄目だから。」とかなんとか言って、ご飯を食べるのに1時間くらい歩き回る羽目になるのです。
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人間はやはり、柔軟性やバランス感覚が重要でしょ。これこそ「中庸」の思想です。「過ぎたるは及ばざるが如し」ということです。