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玄米菜食のメリット3 糖質制限として糖化を防ぐ

糖質制限になり糖化を防ぐ

 玄米菜食のメリットとしてとても大きいのが、糖質制限になり糖化を防ぐ食事であるということです。糖化は酸化とともに老化の2大原因となります。糖質制限は老化を防ぎ、病気のリスク低減にかなり貢献いたします。白米というのは玄米から糠や胚芽をそぎ落としたお米で、お米の「胚乳」部分にあたります。糠には豊富な「食物繊維」が含まれていますが、胚乳部分は、食物繊維をはじめとしてビタミン、ミネラルなど栄養をそぎ落とした、デンプンという糖質の塊です。

お米の構造

デンプンというのは糖分

 デンプンというのは、多数のブドウ糖がくっついて出来上がったとても大きな炭水化物(糖分)です。デンプンは消化酵素で分解を受けると、デキストリン、麦芽糖、ブドウ糖というように分解されて、ブドウ糖という形で小腸にて吸収されます。デンプンの中には消化できないデンプンもあります。これを耐性デンプン(レジスタントスターチ)といいます。デキストリンというのは小さいデンプンのことで、通常は私たちの消化酵素で消化分解して最終的にはブドウ糖として吸収することができます。でもそのデキストリンの中にも消化分解できない性質のものもあって、それを今流行りの「難消化性デキストリン」といいます。このように私たちに消化できない大きな炭水化物は、「食物繊維」と呼ばれます。

炭水化物の大きさと分類

糖も食物繊維の大きさの違いで変わりがない

 つまり私たちが普段食べている砂糖やはちみつ、米飴などの「糖」と、セルロース、耐性デンプンなどの食物繊維は、大きさが違うだけであって細かに分解するとブドウ糖や果糖などの最小単位の糖になるのです。ただこの大きさの違いでかで、私たちにとって消化吸収することができるかできないか、つまり糖分と区分されるのか食物繊維と区分されるのかが分かれるということです。

食物繊維の良さが見直される

 食物繊維というのは消化吸収されないので、昔は「ウンチのカスになる」とか「腸のお掃除やさん」とか説明されるくらいで、ほとんど無用の長物と思われていたのです。正直、食物繊維は栄養成分の一つとはみなされていませんでした(軽んじられていた)。ところが近年になって食物繊維の驚くべき機能性が明らかになってきたのです。

玄米菜食は食物繊維が多い食事で病気のリスクを低減する

 玄米菜食は、玄米をはじめとして、野菜やきのこ、芋、種実、海藻など食物繊維が豊富な食事であるということです。食物繊維が豊富であることは糖分の吸収を阻害して、血糖値の急上昇を防いでくれます。糖分が過剰に吸収されて血糖値が上がることは糖化の原因となります。糖化は酸化とともに老化の2大原因です。糖質の吸収が阻害されれば糖質制限にもなります。玄米菜食を行うことで糖質制限となり、血糖値の急上昇も抑えられることで、かなり病気のリスクを低減しているといえます。

結局玄米菜食は病気になりにくい食事だ

 ここまででも腸内環境が良くなって、糖質制限となって糖化も防げるということだけでも、玄米菜食はかなりの病気予防効果があると考えます。また闘病中の方でも、玄米菜食は病気治療にとって大きなメリットとなると考えています。私が思うに「玄米菜食を行うとなぜ病気のリスクが低減しなぜ病気が治るのか。」という理由の大きな部分はこの2点となります。でもメリットはこれだけではありませんので、次回に続きます。