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中国漢方

陰陽の特徴/中国漢方



中国漢方でみる体質と陰陽

中国医学で物事を判断するときに、大まかに2つの考え方で判断します。


@陰陽論
A五行論

です。

陰陽論は陰と陽の2つに大別しますが、実際のところ
これらは綱引きみたいなもので、
海岸の潮の満ち引きみたいなもので
どちらかが多くなると
一方は少なくなる
という性質を持っています。
だから、厳密に言うと2分類だけでは無いんですね。

この人は陰だ、陽だと言うのは、ごく大まかな呼び方です。



陰陽論というのはある一つの判断の仕方であって、「五行論」という見方もします。

これは、木・火・土・金・水に分けて判断するのですがこれについては後述します。



中医学ではこのような理論に則って食品を見たり、人を見たりするのです。

中医学は一つの考え方だけで物事を判断する事はありません。
一つの物事をあらゆる方向から見て、それらを総合して判断するのです。

陰陽消長

物事は、「陰」「陽」という単純に2つに分類出来る物ではありません。

陰陽は絶えず動いているからです。

例えば昼から徐々に暗くなっていって夜になるように、
徐々に力関係が変わってくるのです。

そこを見なければなりません。

下の図は陰陽が変わってゆくさまを表しているのです。



陰陽は相対関係

このことを、人に当てはめてみても、同じことが言えます。

「この人は陽が強い」と言っても、
陰との関係があって初めて陽もあるわけですから、陰がどれほどのレベルかは違いますよね。

陰の量がものすごく多くて、陽の量もものすごく多い人。
陰の量が少なくて、陽の量が多い人、
陰の量が少なくて、陽の量も少ない人

など色々なケースが当てはまります。

その日により絶えず変化している陰陽

そしてさらに難しいのは、その日によっても異なると言うことですね。

人の体調と言うのは、一定ではありません。

絶えず変化しています。

その変化を捉えなければならないのです。

例えば頭をぶつけたら

もっと厳密に言うと、

人の体の部位によっても異なるのです。

例えば頭をゴツンと柱にぶつけました。

頭は脹れてタンコブが出来ています。

ここの部位は炎症が強いわけですから、つまり、発熱しているわけであり、陽が強いのです。

ところがこの炎症も数日経つと引いてきて、陽も鎮まってくるのです。

ストレスで胃が痛くなったら

例えば急に、強いストレスがかかって胃が痛くなったら?

胃の中ではストレスにより、びらん(ただれ)が生じているかもしれません。

その部位は炎症を起こしているわけであり、熱をもっており、やはり陽です。

これも炎症が治まってくると、陽も鎮まってきます。

また大根おろしなど陰性のしかも冷たいものを食べることで、鎮めることもできます。


⇒実証と虚証


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