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中国漢方

体質と陰陽/中国漢方



中国漢方でみる体質と陰陽

【陰陽は2つに厳密に分類できるものではない】


「陰陽は2つだけで判断できる物ではない」と言いました。

食養の中で陰陽と言えば、陰性か陽性か?の2種類しかありませんが、中国漢方で言うと大まかに4種類に分けられます。

また更に言うと、臓器ごとに、部位ごとに陰陽も変わってくるので、それこそ人によって陰陽は異なり、膨大です。


例えば

「私は本当に暑がりで汗っかきでねー」なんて人が2人いたとしますよね。

Aさんと、Bさんとします。

Aさんは筋骨隆々で
Bさんは痩せています。

汗をかくというのは陽証ですけれども
「AさんとBさんが同じタイプだ」なんて決め付けるのは早計です。

この場合、わかりやすく陰陽のエネルギーとでもしましょうか。

Aさんは陰陽のエネルギーに溢れた、エネルギッシュな人で、
更に陽が強いから、陽の証として表れるのです。
陽(この場合は気)に溢れていますから
カッカト燃え盛り、エネルギッシュです。
活動的、行動的で、声も大きく。


ところがBさんは、陰陽のエネルギーに乏しい人です。
その上、陰が乏しいので結果的に陽が強くなっているだけなんですね。
だから陽証として表れていますけれども、
元々エネルギーの乏しい人なんですね。
やはり体質的には弱い人なんです。
こういう人はチャキチャキ動いたとしても、直ぐに疲れて寝込んでしまいます。



あなたはどのようなタイプ?

@陰陽偏盛

こちらは、どちらかというと、強いというかエネルギーに溢れているタイプですね。その中でも熱症タイプと、寒症タイプに分かれるのです。

陰陽偏盛
陰陽偏盛
これは陰もしくは陽が強い場合です。この場合もう一方の方も平常レベルかそれを上回るくらいあって、それよりも更にもう一方が強い場合です。
ですから、体力的には実であり強い人だと言えるでしょう。
実熱症
実熱証 実寒症実寒証
元々陰陽は平常レベル以上あって、体力的には充実していて実証タイプですが、この場合には陽が更に勢い良く強いために陽証が表れているのです。 元々陰陽は平常レベル以上あって、体力的には充実して実証タイプですが、この場合には陰が更に勢い良く強いために陰証が表れているのです。



A陰陽偏衰


こちらはどちらかというと、エネルギーに乏しく、パワーの無いタイプです。その中でも、熱症タイプと寒症タイプに分かれるのです。

陰陽偏衰
陰陽偏衰
この場合は元々陰陽が平常レベルに達しておらず、どちらかと言えば虚弱な弱い人であって、更にどちらか一方が弱すぎるためにおこることです。
虚熱症虚熱証 虚寒症虚寒証
元々陰陽が平常レベル以下で、虚弱な虚証体質ですが、この場合には陰が更に弱いために必然的に陽が強くなり、陽証が表れているのです。しかし、いくら陽が強くて陽証が表れているとは言っても、元々エネルギーに満ち溢れている訳ではなく、虚証なのですよ。 元々陰陽が平常レベル以下で、虚弱な虚証体質ですが、この場合には陽が更に弱いために必然的に陰が強くなり、陰証が表れているのです。元々虚証であるうえ、陽(この場合には気)が少ない訳なので、本当に元気が出てこないタイプです。



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