
他人任せでは
お医者さんに頼っていれば、もし悪くなっても自分の責任は回避できるのです。
「クスリが悪い、医者が悪いって。」
自分は非難も受けずに、安牌です。
自分で全責任を負ってこそ
本気になれる

私は毎日病院通いの日々だった
私は小さいとき(幼稚園児)、
喘息、アトピー、で毎週お医者さんに通っていました。
当時埼玉の大宮に住んでいましたが、なかなか治らずに東京にまであちこち病院に行っていました。
注射の度に私は泣き叫びました。
体中が痒くて、夜通し背中を掻いてもらっていました。
そんな私を見て「かわいそうだ」と思ったのと同時に、体力の限界だったのでしょう。
病院、クスリは一切止めたのです。
それから色々な民間療法などを行脚し、最終的に森下博士の御茶ノ水クリニックにたどり着き、完全玄米菜食を始めました。
肉・魚・卵・牛乳や砂糖は一切摂りませんでした。
本当に治したかったのでしょう
父は朝起きたら私とと妹を引き連れて、
近所のお豆腐屋さんまでジョギングしながら行き、
熱々の豆乳を買いに行っていました。
その頃のお豆腐屋さんのおいしそうな香りが今でも忘れられません。
そしておいしい豆乳の味と。
冬になると父は毎朝僕らを起こし、近所の子供達も起こして、寒風摩擦を行っていました。
このとき父は、ある東証一部上場企業の全国トップセールスマンを何年間も守ってきました。
それだけ仕事は出来たのに、
家庭でも一生懸命でした。
この愛情はすごいものだと思います。
本当に治したかったのでしょう。
そして僕が小学校低学年の頃には、完治しました。
覚悟
癌でもアトピーでも、民間療法や食事療法、温泉療法など、自力で治そうとする人達って、ものすごい覚悟と、勇気と、努力があります。
だから治るんでしょうね。
本当に大変なことなんです。
ポプリでもこういったお客さんは一杯いましたし。
今でこそ、健康食品なんて非常に一般的なものになって、治療法の選択にもかなり自由があります。
昔は本当に、健康食品なんて「なんかの宗教か、おまじない」くらいに思われていました。
だから大変でした。
世の中では、病気になったら病院へ行くってことが常識なんです。
それを、こういった人達は断絶して、民間療法なり、中医学なり、健康商品をかけずりまわるわけです。
親兄弟には、「お前はバカか、子供を殺す気か」とののしられながら。
自分の子供の病気を治すも治さないも、一切自分の肩に担うわけです。他人の非難やストレスも全て担うわけです。
お医者さんに頼っていれば、もし悪くなっても自分の責任は回避できるのです。
「クスリが悪い、医者が悪いって。」
自分は非難も受けずに、安牌です。
でもそういう間は治りません。
選択肢が無いほどに追い込まれると
親父が末期癌になったときには、中学生と高校生を抱えていた、
一番お金がかかる時期でした。
こんな時に死んでしまったら?
「もう、死ぬなんて選択肢は無い。」
覚悟を決めたときが、自分で責任を負った時点で、本当のスタートです。
本当にそういう気持ちになった時の人間のパワーってすごいですよ。
要するにやる気の問題です。
他人に「治りますか?」なんて聞く人は治りません。
自分で勉強して、動くべきです。
自分で「絶対に良くなる」っていう意思を持つべきです。
自分が治るか治らないか判らないものは、治りません。
